11月20日の絵手紙教室は、ちょっと早いのですが年賀状をテーマに開催しました。
今のところ月1回(毎月第3木曜日)の教室なので、来月だと時期的に遅いのです。
年賀状ということで、一枚ずつ全て手描きで描くのは大変なので、野菜スタンプを利用したものと、千代紙やキラキラなスパンコールを使って簡単に華やかにする方法をご紹介しました。
野菜スタンプは、ジャガイモを半分に切り、中を丸くくり抜いて「達磨」として使用。
人参は野菜の型抜きで「梅の花」にし、またそれを、さらに半分に切って「松」としても使いました。
絵の具は顔彩を使いましたが、普通の水彩絵の具でも大丈夫です。これなら皆さんのご家庭でも試していただけると思うので、もし年賀状のネタに困ったらやってみてください。
その際、野菜は古くなりますので、一気に何十枚も作ってしまいましょう!
野菜スタンプの色や、押し方を変えると、いろんなパターンができるので、お子さんとやってみるのも楽しいと思います。彫刻刀などで細かい部分を彫ると、本格的な版画作品になると思いますよ。
↑ハガキの中心に達磨をもってきてバランスが良いです。松竹梅がお正月らしいですね。
↑金色の顔彩と筆ペンを上手く取り入れて、豪華さを演出しています。左の梅の中心にスパンコールを貼るアイデアもいいですね。
↑達磨の「両目があきますように」という言葉に同感です。右の「賀春」は、人参を型抜きした外側の部分に書いていますね。
↑「絵手紙元年」という言葉が、新鮮で面白かったです!
↑落ち着いた色使いで、達磨の顔も丁寧に描かれています。
↑松を横一列に並べたことと、緑と白のスパンコールがいいアクセントになっています。
↑左は梅の花が一面に咲いていて華やかですね。右はシンプルだけど「牛」という字が牛の顔になっていて印象的です。
↑達磨さんたちが頭を寄せて考えれば、何かいいアイデアが浮かぶかも?
同じジャガイモのスタンプだったのに、どの達磨も表情が少しずつ違ってユニークでした。最後、皆さんで記念撮影。パチリ!
今回の教室では、枝と葉がついた立派な柿の実やハヤトウリなど、ご自分でモチーフを持ってきてくださった方もいらっしゃいましたが、野菜スタンプを使った年賀状を2、3枚ずつ描くので終わってしまいました。
次回12月の絵手紙教室は、少々早いのですが、お正月準備ということで、箸袋やぽち袋に絵を描くことも考えています。