10月の子ども教室は「布のエコバッグを紅茶で秋色に染める」をテーマに行いました。
せっかく紅茶を使うなら、染めるだけでなく、香りを感じ、飲んで食べて丸ごと味わってしまおう! と思い、今回は特別にティータイムを設けることに。
そこで前日に、娘たちと紅茶クッキーを焼いて準備しました。
このクッキーには、1つ秘密があります。
木綿を染める時は、下準備として布を呉汁(一晩水に浸した大豆を絞った汁)に浸けておきますが、その時にできたおからを混ぜてみたのです。
そのためかソフトな仕上がりのクッキーになりました。
紅茶は、2グラムのティーパックを約50袋使いました。
安い紅茶ですが、煮出しているといい香りが教室中に漂いリッチな気持ちになります。
染色液ができたら、絞り染めの模様を施した布バッグを入れて10分煮染め。
その間にミョウバンと鉄の媒染液の違い等を説明し、どちらか選んでもらいました。
30分ほど媒染した後は、水洗いして再び10分煮染めし、水洗いして完成!
↑2種類の媒染液に染めた布を浸しています。左がミョウバン媒染、右が鉄媒染。
約2時間、盛りだくさんの教室となりました。
布を浸している間は、ヨウシュヤマゴボウで色水遊びをしたり、温かい紅茶やクッキーをいただきながら、紙芝居を読んで過ごしました。
↑野ブドウのようなヨウシュヤマゴボウの実。本当は水を入れずにつぶしてザルでこして、絵の具代わりにして絵を描こうと思ったのですが、足りなかったので色水遊びをしました。酢を入れると鮮やかな赤に、重曹を入れると青紫に色が変わります! ぜひ試してみてくださいね。
↑完成です! ミョウバン媒染と鉄媒染の色の違いが分かるかな? 焦げ茶の方が鉄媒染です。
↑今回の教室では、以前作ったハロウィン・モビールも飾りました。
↑スタンプカードにスタンプを押しました! プレゼントは今から考えています。ちなみに私は、この日の教室で玉ねぎ染めした洋服を着ていました。この娘が着ているTシャツは紅茶染め。