パン作り初心者の女性が一度に手ごねしいやすい量は、強力粉250〜300gくらいだと思います。特に冬は寒いので、あまり量が多いと、こねている間に生地がちょうど良い温度(25〜30度)になかなか上がってきません。
でも、この量だと、せっかく時間をかけてパンを作っても、家族ですぐに食べ終わってしまいます。そうそう頻繁にパンを作るのも大変だし、だいぶ慣れてきたので、これからは強力粉500gで作ることにしました。500gといっても酵母(約250g)や水(約300g)を足すので、総重量は約1キロ。結構体力がいります。
また、我が家は電気オーブンなので、余熱に時間がかかる上、フタをあけると50度くらいすぐに冷めてしまいます。一度に焼ける量も、粉500gが限界です。
なので最近は「手ごねでパン屋さんをやるのは大変だろうなぁ…もし将来パン屋さんもやるとしたら、こねる機械と、もっと大きなオーブンがほしいなぁ」なんて1人でブツブツ夢想しながらパンを作っています。
今回作ったパンは、ライ麦と全粒粉が入った生地にくるみをたっぷり入れたパンです。独特の甘みがあって大好きなパン。オーブンより直焼きの方が早く焼けるので、無水鍋で焼いてみました。
よく発酵してふわふわのパンになりましたよ! 直焼きパンは、鍋の中に生地を入れて焼くので、型焼きの食パンのようにふわふわになるのですね。
これはこれで美味しいけど、正直、オーブンでカンパーニュ(丸い田舎パン)にして焼いた方が、外がカリッとして、より小麦などの香ばしい風味が味わえるので、良かったなと思いました。
でも2、3日おいてから(または冷凍保存しておいて)、トースターで焼いて食べたら、とても美味しくなりました!
↑休日の昼食に、家族で焼きたてのパンを食べました。
↑↓1次発酵始めと終わり。早朝にこねて、お湯をはった鍋で温めたので3時間半くらいで膨らみました。常温だと今の次期は7〜8時間かかります。
↑↓2次発酵はじめと終わり。
↑いつもの直焼きパンより量が少し多いので、長めに焼きました。フタを取るとこんな感じ。ちょっとヘンテコな形のパンですよね。
↑パンをひっくり返すとこんな感じの焼き上がりです。