2011年が明けたと思ったら、もう3月です!
忙しくても忙しくなくても、時間は容赦なくどんどん過ぎていくなぁ…と思うこの頃。だからこそ、絵手紙一枚描く心の余裕だけは、意識して持たなければなりませんね。
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さて1月の絵手紙アトリエは、2月はじめに行われた展示会出展のため、絵はがきに描きました。
モチーフは「器」です。いつも使用しているお気に入りの食器(湯飲み、おちょこなど)を、生徒さんに持ってきていただきました。
普段は旬の野菜や果物などを描くことが多いので、食器のツルツルまたはザラザラした質感などを表現するのが、意外と難しかったようです。
↑私の手作り稲納豆の絵を描いてくださった方もいました。
描き終わったあとは、模造紙に過去の作品を貼るなど、皆さんで展示の準備をしました。
私の長女がインフルエンザにかかったため、近所の小学校で行われた展示の様子は見に行けませんでしたが、小学校6年生の男の子2人から、後日、絵手紙展示の感想を書いたハガキが届き嬉しかったです!
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2月の絵手紙アトリエは、「墨の見本表」を各自作ることから始めました。墨を摺り、濃墨、中墨、淡墨の3色作ります。墨=真っ黒ではなく、青系、茶系など、墨の中にも色があります。自分の表現したい気持ちや好みによって、墨を使い分けることが大切だとお話させていただきました。
また普段は筆の上の方をもち、細かいところは鉛筆持ちのようにしたり。動かし方も、腕が震えるほどゆっくりゆっくり動かしたり、逆に勢いをつけてササッと動かしたり、力を抜いたり入れたり…いろいろ工夫することで、豊かな表情の線が描けるようになります。
紙質も重要で、にじむ紙、あまりにじまない紙、水を弾いてしまう紙などあるので、いろいろ試してみることをおすすめしました。
すると皆さん、以前より慎重かつ丁寧に線を描いたり、色を選んでのせていくようになったと思います。やはり基本は大切ですね〜!