4月から月1回、子育て中のママを中心に「ママ絵手紙の日」を始めることになり、先日、第1回目を我が家で開催しました。どの方も、小学生や幼稚園生の子を持つママたちで、まずは5人からのスタートです。
絵手紙とは…というお話をしつつ、今まで私が描いた作品などを多数見ていただいてから、絵手紙を描き始めたのですが、皆さんすごい集中力で、初めてとは思えない素敵な作品ができ上がりました〜!
小さい子どもがいると、毎日が忙しなく過ぎて行きます。自分の時間って、ほとんどないママさん方が多いと思います。
先日、私がボランティアで伺わせていただいている
ケアタウン小平という施設で、80歳になる女性がおっしゃっていました。「子どもが小さくて手がかかり、とにかく無我夢中で目の前のことをやっているような時期が、人生で最も愛おしく貴重なのよ。私も思い出すだけで心がじ〜んとしちゃうわ。大切にね…」と。
ハッとしました。そうなんですよね。ついつい、言うことを聞かない子どもにイライラしたり、すぐ怒ってしまうけれど、今自分は最高に幸せな時期を過ごしているんだと思いました。
慌ただしい日常の中で、ふと足をとめて子どもの成長を感じたり、自然の営みに感謝したり、そういう時間を、絵手紙を通して少しでも持てたらいいなと思っています。
★★★
一方、今まで平均年齢75歳以上の人生の大先輩ともいうべき女性方と、「絵手紙の日」と称して近所の集会所で活動を続けてきました。こちらは早いもので、今年で5年目になります。
大きくなったお孫さんのいる世代です。話題といえば、まず「健康」のこと。そして「植物」に詳しい方も多く、いろいろと勉強になります。
4月の絵手紙の日には、たくさんの春の草花がモチーフとして集まりました。
私が用意した菜の花、鑑賞用麦の他に、スミレ、ユリ科のホウチャクソウ(宝鐸草)、一本の茎に通常2輪の花が咲く二輪草、西洋十二単などです。
しばらく春の草花の話で盛り上がり、教室が終わった後は、ご自宅の庭のいろいろな植物を「どうぞよかったら、植えてください」と持ってきてくださいました。
↑菜の花畑のようになりました。
↑可憐なスミレと、青々とした麦。
↑白く清楚な二輪草、クリスマスローズ、花が幾重にも重なって咲く青紫の十二単、ひっそりと花が咲くホウチャクソウ。