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東京都小平市 絵画造形「アトリエことこと」

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パンの季節

自然・巡る・味わう“表現するくらし”をテーマに活動しています。
「アトリエことこと」の佐々木ひで美です。
パンが作りやすい季節になり、久しぶりにカンパーニュ、山食を焼きました。
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生地量にして約2.4キロ強。なぜか、ついこれくらいの量で仕込んでしまいます。カンパーニュを作るときに使うバヌトン(藤の枝を編んで作った発酵かご)が直径23.5センチと少々大きめなため、カンパーニュ1個作るのに700〜730gくらいの生地を使います。食パンは1.5斤で山3つ。こちらも900gくらいの生地を使用。ボリュームあります。残りの生地は、ハムチーズパンとライ麦レーズンパンに。丁寧に仕込んだつもりだったけど、種に酸味が少し残っていたからか、ライ麦パン系はいいのですが、食パンの場合、少し酸味が気になりました。酸味がなくて発酵力のあるパンを焼こうと思ったら、自然発酵種の様子をちゃんと見てあげないとダメですね。
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↑こちらは、久しぶりにドライレーズンで酵母液を作りました。パンを焼くためではなく、キッチンでチビチビ飲むためです。発酵してから冷蔵庫で放置しておくと(時々蓋を開けますが)、発砲して落ち着いた頃に簡易ワインのようになってきます。それを飲むと美味しくて元気が出ます。
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↑こちらは、寺田本家さんの玄米酒粕で作ったクラッカー。冷蔵庫に眠っていたので、久しぶりに焼きました。時間がたってしまったけど、塩味で美味しい。ついでに残った玄米酒粕と米粉で、なんちゃって粉チーズを作りました。そのまま食べても、おつまみみたいでいけちゃいます。
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↑子どもたちと敬老の日に作ったクッキー。顔にまつげまであって、いろいろな表情で面白いです。青のりクラッカー、ゴマ全粒粉クッキー、おからチョコチップのクッキーも。
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↑↓久しぶりのパン教室(公に募集していないので、ほとんどシークレット教室になっていますが)で焼いたパンたち。ベーグルのリクエストがあったので、ベーグルを5種類くらい焼きました(プレーン、ココア、角チーズ、クリームチーズ&ドライフルーツ、黒糖くるみ味噌など)。サイドメニューは、バターナッツというカボチャのスープと、おからひじきハンバーグなど。保存の効く紫玉ねぎの甘酢漬けなどの付け合わせと共に。
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↑また、以前から自然発酵種のパンを家で焼けるようになりたい!教えて!といってくれていた友人が来てくれて、自然発酵種の種つぎや、残った生地で作るピタパン、塩丸パン、ピザなどの超基本教室も開催しました。基本だけど、それを本当に身につけようと思ったら、丸まる1年はかかります。四季を一緒に乗り越えると、自分の生活に自然発酵種のある生活が馴染んでくるように思います。
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この夏は、カンパーニュ生地だけど型に入れずに発酵させるパンを焼いたりしました。チーズをたっぷり混ぜ込むと、一切れだけでも食べ応えあり。また夏はオーブンをガンガン熱するのは避けたいため、鍋焼きパンもたまに作ったり、焼成時間を短くするため、小さめサイズを焼いたりしました。

パン屋さんて、夏でも頑張っていてすごいなぁと思います。





by atelier-kotokoto | 2016-10-07 17:43