東京都小平市 絵画造形「アトリエことこと」

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みつをさん

自然・巡る・味わう“表現するくらし”をテーマに活動しています。

「アトリエことこと」の佐々木ひで美です。

昨日の午前中は、銀座で健康管理士一般指導員(文部科学省後援 健康管理能力検定1級)の養成講座に出席し、その後、有楽町のそばにある東京国際フォーラム地下1階にある『相田みつを美術館』に行ってきました。

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©相田みつを美術館

その話の前に、私がこの「健康管理士一般指導員」の資格を取ろうと思った理由ついて。それは、中医学(東洋医学)だけでなく現代医学(西洋医学)も学ぶことで、共通点や相違点をはっきりさせ、それぞれの良いとこ取りをしたかったから。また両方学ぶことで、中医学を全く知らない人にも、分かりやすく説明できるのでは、と思ったからです。申し込んだのは、今年9月。やる気になればできるだろう!なんて甘いことを考えていましたが、10月から大学の授業が始まり、毎日バタバタと日常生活を送っていると、中医学の復習をするだけでも精一杯! 

健康管理士の内容を全て理解し身につけるのは無理でも、とりあえずお金も払ったことだし資格だけは取らなきゃ!と思い、気を引き締めて外出したはずが、時間を間違えて45分の遅刻(汗)。銀座に朝9時は、ちょっと早い〜!!
部屋を見回すと、大学と同じく1番前の1番真ん中の席が空いていた(笑)ので、遅刻したけれど前の席に座らせてもらい、講義を受けることができました。講師の先生はとても美しく、若いのにハキハキと分かりやすく説明してくれる魅力的な女性で、私も見習いたい!と思いました。先生がいいと授業が面白く感じられるから不思議ですね。


さて前置きが長くなりましたが、ここからが今回の本題。

詩人でもある相田みつをさんの書は、分かりやすく誰の心にもスッと入ってくるような作品で有名ですよね。テレビ等でも度々取り上げられ、中高年以上の方々に人気のイメージ。正直、今まではあえて美術館に足を運ぼうとまでは思っていませんでしたが、やはり行って良かった!! 今の私の気持ちにぴったりと思える作品に、たくさん出逢えました。


★この世は わたしが 
わたしになる ところ
あなたが あなたに なるところ


→輪廻思想(人が何度も転生し、再び動物なども含めた生類に生まれ変わるという思想/Wikipedeaより)を信じていないわけではありませんが、今、この世にわたしが生きているという事実が大切!と思います。


★道
道はじぶんでつくる
道はじぶんでひらく
人のつくったものは
じぶんの道にはならない


→流れに身を任せる生き方もあると思いますが、今の私は自分でつくった道を歩みたい。



★自分の花
名もない草も
実をつける
いのちいっぱいに
自分の花を
咲かせて


→有名になるとか、お金を沢山稼ぐとか、そんな夢がないわけではありませんが、とにかく私もいのちいっぱいに自分の花を咲かせたいと思うのです。



みつをさんの息子、一人さんは「自己顕示」という作品の説明で、このようなことを書いていました。


画家も作家も創作活動をする人は、みな強い表現意欲の持ち主である。
表現意欲とは、言い換えれば自己顕示欲のこと。
そのことで、父は自己顕示欲の強い自分を、人一倍、自己嫌悪していた。

というような内容です。また、

「にんげんだもの」はゆれること。
だからこそ、父は「花はただ咲く」のような純粋な世界に惹かれていたのだろう、と。

「自己顕示」という作品を観て、この説明文を読み、私も「そう!そう!」と思ってしまいました。
私にとって「生きること=表現すること」であり、常に“自分”が主語の生き方をしてるなぁと思います。
「自分が何を感じたか」「自分がどう生きるか、何を表現するか」ということが一番で、どこまで自分が好きなんじゃい!って突っ込みを入れたくなるくらい。

だからこそ、

「覚知にまじわるは証則にあらず」という道元禅師の言葉を、みつをさんは大切にしていたのだと思います。
これは「意識したものに ほんものはない」という意味です(みつをさん訳)。

そして、下の作品。


★実行できないけれど
わたしの一生の座右の銘
自分をかっこよくみせようと
いう気持ちを捨てること


→私も、自分を(自分のやっていることを含め)少しでもよく見せようと頑張っていた時期がありました。
今はだいぶ力が抜け、なるべく自然のまんまでいこう!と思えるようになりましたが。


★柔軟芯(にゅうなんしん)
こころがやわらかく
一切の先入観にひっかからない
真実を真実として
すなおにみること


→先入観を全て外して真実を真実として素直に見るって難しいけれど、私も真実というか様々なモノゴトの本質を知りたい!と思っています。


★その時の出逢いが
人生を根底から
変えることがある
よき出逢いを


→「出逢いが人間を感動させ、感動が人間を動かす」とも書いてありました。
これもまさに「そう!そう!」という感じ。出会いはたくさんあったとしても、一生つき合える人との出逢いや、人生を根底から変えるような出逢いは、そう頻繁にはないと思います。だからこそ、一つ一つの出逢いを大切にしたい。

そして、みつをさんの作品の言葉をお借りして、自分の子どもたちへ伝えたいメッセージ。


★しあわせは
いつも 自分の
こころが きめる



★子供へ一首
どのような道を
どのように歩くとも
いのちいっぱいに
生きれば
いいぞ


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©相田みつを美術館
↑これらの作品は、みつをさんの作品をお借りして、自分の子どもたちに伝えたい言葉です。「本気」は来春中学生となる長女へ。「いのちいっぱいじぶんの花を」は、天真爛漫な次女へ。うちの娘たちは学校で友達に「天然だね〜」と言われるそうです。私もよく言われていました。他人に構わずのんびりの性格だからでしょう。人より遅くてもいいのです。人と違う道だっていいのです。のびのび自分の足で歩いていってほしい。自分の花を咲かせてほしい。
追加で娘たちに言いました。「人と違っていいけど、花を咲かせるには、ちゃんと水をあげたり、それなりに手入れしないとだめよ!」と。

©相田みつを美術館
↑「木の芽がのびるのはやわらかいから」と「おてんとうさまの〜」は、子どもたちはもちろん、自分自身もそうありたいと思った作品。これを娘たちに見せると「おばあちゃんみたい!」とのこと。なるほど。私の母はやわらかくあったかい人なのでピッタリ!なので、今度このポストカードをプレゼントすることにしました。

「おかげさん」のポストカードは夫にプレゼント。「ありがとう」という作品もあったけど、やっぱり「おかげさん」という感じかな。

「ある日のつぶやき」は、娘と3人で「あるある〜!!」と盛り上がりました。宿題、明日の支度など、やろうと思えばできるのに、なかなかエンジンがかからない人たちなので。

私が自分に向けて買ったポストカードは、「一生感動 一生青春」です。「一生勉強 一生青春」と似ているけど、ちょっと違う。なぜ勉強するかといえば、その先に感動があるから。いつでも感動できて、いつでも青春!と堂々と言える人でありたいと思います。

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©相田みつを美術館
こちらは、ドキッとした作品。その時、私はどう動くか?


昨日お土産で買ったみつをさんのポストカードを、家族に1枚ずつプレゼントしました。そして、私が大切にしていることや、子どもたちにどのように育ってほしいかなど、あれこれ話しました。子どもたちは「私たちも、みつを美術館にいきたーい!」と言っていたので、今度は家族で出かけたいと思います。

『相田みつを』で検索すると、たくさん作品が見られますので、ご興味ある方はぜひ!きっと今の皆さんの心にぴったりの作品に出逢えると思います〜♪ ※みつをもどきの怪しい作品(?)もあるので、ご注意ください!


長文なのに読んでくださり、ありがとうございました!!


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by atelier-kotokoto | 2016-11-23 14:55 | 日記