東京都小平市 絵画造形「アトリエことこと」

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2011年 01月 21日 ( 1 )

手作りのワラ納豆

手作りでワラ納豆を作りました。
正式には「ワラづと納豆」といいます。
※「ワラづと」とは、ワラを束ね、中に物を包むようにしたもののこと。

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どこから手作りかといえば、ワラから手作り! 

昨今の納豆ブームや菌ブームで、納豆を家庭で手作りする人は少なからずいるようですが、ワラから作る人はあまりいないだろうと思います(ちょっと自慢げ?)。

といっても、昨年バケツで稲を育て、秋に米を収穫したので、その残ったワラを使って納豆作りに挑戦しただけです。方法はいたってシンプル。ワラには、はじめから納豆菌がついているので、柔らかく煮た大豆をワラの中に包むようにして入れ、24時間保温するだけ。すると、発酵して納豆ができます。

初めてだったので、本当に納豆ができるか心配でしたが、糸をひいたので、とりあえず成功しました!


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ワラづと納豆の作り方


使用する大豆は、本当は納豆に適した大豆(小粒)がいいそうですが、なかなか見かけないので、私は普通の乾燥大豆(たぶん中粒か大粒)を使いました。

まず、一晩水につけた大豆(約200グラム)を、小指と親指で潰せるくらい柔らかく煮るか蒸します。時間がかかるので、圧力鍋を使ってもOK。

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↑その間に、ワラを水で湿らし(加工しやすくするため)、ワラづとを作ります。この写真は、収穫した稲を吊るして乾燥させ、脱穀してお米を取り除いた状態のもの。長さは1m10センチほどありました。ワラづとの作り方は、いろいろあるそうですよ。

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↑ワラづとを作ったら、20分蒸して殺菌します。……しかし、我が家で一番大きな鍋(直径約30センチ)に入りませんでした。しまった! 

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↑そこで、「えいやっ!」と、思い切って曲げて蒸すことに。納豆菌は100℃でも、すぐには死なないため、その他の雑菌だけを消毒することができるんです。ワラづとの長さは、鍋の大きさに合わせて作りましょう。

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↑どちらも温かいうちに、ワラづとの中に大豆を入れます。そのためには、大豆が柔らかくなるのと、ワラづとの消毒がほぼ同時に終わるように計算することが大切。

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↑大豆を包むように、ワラを閉じます。口が開いてしまったので、輪ゴムで数カ所とめました。

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↑いよいよ保温箱に入れて発酵開始。発砲スチロールの箱やクーラーボックスを使うと良いそうですが、なかったので、半透明の収納ケースを使うことに。湯たんぽとお湯をつめたペットボトルを入れ、タオルを敷いてから、大豆をつめたワラづとを入れました。

ワラの量が少なかったので、紙コップ等でも作りましたよ。この場合の納豆菌は、市販の納豆から取り出します。取り出し方は、市販の納豆の2、3粒をコップ半分の熱湯に入れて10分おき、それからよくかき混ぜるだけ。この液を、煮豆に少量まいて、きれいに洗ったスプーンなどでかき回してから、容器に入れます。ラップをして、爪楊枝で数カ所穴をあけておきます。

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↑温度計をさして、大豆の温度が35〜45℃に7〜8時間保たれればいいそうですが、今は一年のうちで最も寒い季節。保温しても30℃にさえ届きません。そこで数時間後、もう一度お湯を取り替えて、今度は保温箱の内側に、厚めに新聞紙を敷き詰めました。そして、羽毛布団で保温箱を包むようにして、床暖房の上へ置いて一晩。床暖房のスイッチは切って寝ましたが、朝までコタツのようにホカホカして、豆の温度は40℃近く保たれていました。

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↑保温箱のフタを開けて、様子を見てみます。長時間、保温するとアンモニア臭がしてくるそうなので、24時間で取り出しました。すると…

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↑こんな感じに、うっすらと白い膜のようなものが。

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↑箸ですくってみると、糸が引いてくれました〜! あくまでも、控えめにですが。


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↑ワラづとの方はどうでしょう。ドキドキ

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↑こちらも成功のようです! ワラ独特の香りと、納豆らしき匂いがします。味見をしたら、ぬくぬく温かく、ねっとりとした舌触りで、まぎれもない納豆! 感激です〜!!

すぐに食べたいところですが、数日間冷蔵庫で熟成させた方が美味しいそうなので、我慢しました。せっかくなので、絵手紙にも描かなくちゃ! ということで、しばらくお預けです。

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↑1月の絵手紙アトリエが終わった翌日の朝、いただきました。買ったような納豆ではないので、子どもたちの反応はイマイチでしたが、個人的には満足です!
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by atelier-kotokoto | 2011-01-21 17:49 | ★絵画造形活動