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東京都小平市 絵画造形「アトリエことこと」

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5月子ども絵画造形教室「花びら染め」

5月17日(日)、21(木)のアトリエことこと子ども教室で、「花びら染め」を行いました。


子どもは花や葉を集めるのが大好き! 

いつもなら「そんなに取ってどうするの〜?」と困ってしまう大人も、今回は子どもの頃を思い出して、一緒に赤やピンクのツツジの花ガラを集めてほしい。
そんな想いもありました。


子どもの頃、ビニール袋に花びらと水を入れて手で揉み、色水を作って遊んだことはありませんか? 「美味しそうだからジュースみたいに飲みたいな…」と思ったり、「このキレイなお花、どうにかして取っておけないかな…」と考えたことのある人は、私だけではないはず。

赤やピンクの花びらを、布や紙に染める方法があるんです! 

方法は簡単! 安心・安全・安価で身近な酸性の水である「酢」で、色素を取り出し定着させるだけ。
酢には、発色を良くしたり、色止めの効果があります。

赤いバラ、パンジー、サザンカなどでも染められる他、ブルーベリー、巨峰、紫キャベツ、赤しそなど、赤や紫の色素(アントシアン)を持つ植物なら染められます。

薬品等を使わないのも嬉しいですよね。
台所にあるボールやネットを使って、ぜひ、ご家庭でも挑戦してください!


※花びら染めの詳細は、カテゴリ「★草木染め★」にのせています。


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女の子が持ってきてくれたツツジの花。
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今回は、はりきって参加してくださったお母さんも多かったです。
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絞り模様の準備ができたよ〜!
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染色液を作ろう! まず、花びらをミキサーで細かくして、花びらジュースを作りまーす! なんか美味しそう〜!
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それをネットに入れて絞ります。みんな順番で体験したよ。
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染色液に布を入れて、菜箸でむらにならないよう、よく混ぜます。
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この作業も順番で。みんなやりたいよね。


布を染めている間に、手品をしよう! 赤い花びらの絞り汁に、酢を入れるとどうなるかな? 

次に、魔法の白い粉を入れたら、どんな色になった?
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カップで実験。スプーンでぐるぐる。色が変わったね!! みんなびっくり〜 その正体は、もう分かりましたよね? 魔法の粉の正体は、お料理やお掃除で使う身近なものです。
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ツツジの花びらからできた2色の液で、和紙を染めてみよう。
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ピンクに染まった和紙に、緑の液で水玉模様を作ったよ!



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最後にいよいよ、浸しておいた布を水洗いして広げてみます。「早く見たいよ〜! わたしのどれ?」
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絞り模様で使った輪ゴムを外します。ワクワクドキドキ! みんないい表情!
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完成でーす! みんなきれいに染まりましたよ!!
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 16:17 | こどもアトリエ

絵本の虫干し

カラッと晴れた日、絵本の虫干しをしました。

長女がよく咳をするので、その原因を考えた結果、1階の寝室に置いてある絵本のせいではないか? ということになり、急きょ絵本の虫干しをすることに。

庭(駐車場?)にレジャーシートを敷いて絵本をせっせと庭へ運び出し、一冊ずつホコリを拭いたり、パラパラめくったりしながら、日光消毒。しばらくして元の場所に戻す作業は一苦労でした。

絵本の数を数えたら、260冊ありました。
うーん、どうりで大変だった。。。

私が子どもの頃から大好きだった絵本を実家からもらってきたり、古本屋で買ったり、図書館のリサイクルブックでいただいたものがほとんどなので、ホコリっぽいことは確か。加えてカビの匂いも少々。。。

2階にも同じくらい絵本があるので、それら全てを虫干しするのはもっと大変ですが、いずれやらねばならないでしょう。


それにしても、絵本っていい。本当にいい。楽しい。ワクワクする。

アトリエことことを始める前は、絵本絵本の日々で、絵本作家さんの名前を覚えたり、名作と呼ばれる絵本を読破していました(といっても、まだまだ私の知らない素晴らしい絵本は沢山あると思いますが)。

今も変わらず、絵本の仕事をしたい! という夢は持ち続けていますが、まだ自分にとってはタイミングでないような気がして、具体的には手を出せずにいます。

将来おばあちゃんになる頃には、絵本の世界にどっぷり浸かって、好きなように絵を描きたい。お話も書きたいなぁ。大道あやさんのような絵、素敵だなぁ、なんて思っています。


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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 15:41 | 日記

花びら染めー作品ー

花、葉、茎、木の皮などを使って布や紙を染めることを、草木染めといいます。
野菜や酢など、身近な材料で染められることから、キッチン染めともいわれています。

科学的に作られた合成染料と異なり、同じ植物でも毎回同じ色には染まりません。そこが魅力でもあります。

草木染めには、煮ながら染める方法(ハーブ、紅茶、コーヒーなど) と、煮ないで染める方法があり、花びら染めは酢で色素を取り出し火を使わないで染めます。

花びら染めは、赤や紫などアントシアンという色素を持つ植物を使用します。
退色していなければしおれていてもOK。ビニール袋に冷凍庫に入れて保存できるので、少しずつ集めて、まとまった量になってから染めるといいでしょう。

一種類でなく、いろいろな花びらを混ぜたり、ドライフラワーやポプリで染めてみるのも面白いですね。

散歩しながら集めた花、庭に咲いた花、プレゼントされた記念の花を、その想い出と共に布や紙に染めて残せるなんて素敵だと思いませんか?


濡れいていると色鮮やかで乾くと落ち着いたピンク色に変化する、その過程もよく見て楽しんでいただきたいです。

5月のアトリエことこと子ども教室で行った「花びら染め」は、ツツジの花で行いましたが、私の研究&制作としてバラで染めたものもあります。同じピンク系の色でもツツジだけのときより、色幅がグンと広がり深みが増しました。


自然から生まれたピンクって、とても品があって優しく、幸せになる色ですね。


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単に濃い薄いだけでなく、紫系のピンク、ベージュ系のピンクなど、いろいろな違いがでました。濃いピンクは赤いバラ染めです。
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これら端切れを使って、何を作ろうかな? とりあえず、花びらを分けてくださった方に、花びらを染めた布を使ってお礼したいと思っています。
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↑この布バッグはツツジで染めたもの。右の模様は、黒豆を使った絞り染めです。
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ガーゼをグラデーション染めにしてみました。
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↑↓ツツジの花びらで染めました。染めたばかりのときは、かなり濃く染まったように見えますが、乾くと淡く落ち着いた雰囲気になります。
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シルクスカーフの花びら染めです。左はマットな感じのシルクシフォン。右は光沢のあるシルクスカーフです。
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↑1回だけ染めたスカーフ。可愛らしいピンクになりました。2回染めたら↓このようなベージュ系の落ち着いたピンク色になりました。
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同じシルクでも微妙に雰囲気が違いますよね。
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娘たちには、シルクで染めて髪飾りを作ってプレゼント。二人とも大喜びでした。
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包帯に染めたら、温かい雰囲気に。茶系は紅茶染めです。
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久しぶりにミシンと向き合い、ピンクのリボンも作りました。
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パパからのリクエストで、ポケットチーフも花びらで染めました。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 15:09 | 草木キッチン染め

花びら染めーバラー

最初の花びら染めは、ツツジの花で行いました。
するとだんだん欲が出てきて、「次はバラで染めてみたい!」と思うように。


娘の幼稚園の送り迎えで毎日通る道に、毎年見事なバラを咲かせるお宅があります。

私は勝手に「バラ屋敷」と呼んでいましたが、友人は「バラ園」と呼んでいたそうです。
それくらい、この時期になると様々な種類の色とりどりのバラが咲きます。毎日、丁寧にバラの手入れをされていて、「これは玄人の仕事だなぁ」などと感心ししながら鑑賞させていただいていました。

そこで今年は勇気を出して、そのお宅のご主人に「バラの花ガラをいただけませんか?」とお願いしてみました。

突然のことで少々驚かれた様子でしたが、理由を説明すると、心良くバラの花ガラをわけてくださることに。毎日のように、赤やピンクの花びら(黄色や薄いピンクは染まらないため)を袋に入れて用意していただきました。「枯れた花ばかりではなんだから」といって、咲き始めの一番美しいバラまでいただいて、とても感激しました。

また、同じ武蔵野団地の方も、お庭の真っ赤なバラの花びらを我が家の玄関先にそっと置いてくださるなど、花びら染めを通して、ご近所の方と温かいつながりを持てたことに深く感謝しています。

そんなこんなで、相変わらず我が家の冷凍庫は、未だに花びらでいっぱいです。




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咲き始めのバラの美しさは格別!
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染色用に咲き終わったバラの花びらを、色別にして袋に入れてくださいました。
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花びらをミキサーで撹拌。何度この作業をくり返したか…
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目の覚めるようなバラ色。甘酸っぱいラズベリーのようでしょう!
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バラの花びらの色によって、微妙に染色液の色が違います。
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こちらは、赤というより濃いピンク色になりました。
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バラもツツジも、アントシアンという色素を使って染めることに変わりはないのですが、「ツツジ染め」より「バラ染め」の方が、貴重で高級感があるようです。そこで母へのプレゼントに、思い切ってシルクのスカーフをバラで染めてみました。思ったより薄い仕上がりでした。
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タンパク処理したコットンの方が濃く染まりました。
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布バッグもバラで絞り染めしました。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 14:36 | 草木キッチン染め

花びら染めーツツジー

冬から春になり、色とりどりの草花が目を楽しませてくれます。
ピンク、黄色、赤、若草色など明るい色たちが、気持ちまでウキウキ楽しくしてくれますよね。
「日本に生まれてよかった〜! 日本の四季は素晴らしい!」と感じるひと時です。

娘たちと散歩していると、子どもたちは当然のように道ばたの草花を見つけては摘み、私にプレゼントしてくれます(もちろん、よそのお宅の草花は摘ませませんが!)。


5月、ツツジの花があちこちで咲き誇り、私も自分が子どもの頃を思い出しました。

「ツツジの花の蜜をチューチュー吸ったなぁ。甘いのとあまり甘くないのがあったなぁ」とか、
「花びらを集めておままごとにしたなぁ」などなど。

花びらをたくさん集めて遊んでも、最後は捨てなければならないことがちょっと切なくて、何とかずっと取っておけないか考えたものでした。


大人になった今、それができることを知り、アトリエことことの教室でもぜひ実現させたい! と思ったのが、今回の「花びら染め」です。


花びらは、盛りの過ぎたしおれた花でかまいません。公園や道路の脇に植えられているツツジの花でも、雨が降った後などは沢山落ちているので、取って構わないと思います。

私は、ご近所の方にも協力していただき、お庭に咲いたツツジの花ガラを大量に取らせていただきました。

化学染料を使えば、簡単&確実にピンク色に染めることができますが、あくまでも自分たちで集めた花びらを使って染めたいと思いました。

教室は毎回自由参加なので、何人来てくれるか分かりません。よって、花びらをどれだけ用意すればいいか? 布をどれだけ用意しておけばいいか? 1時間という短時間で、完成まで持っていけるか? 布を浸している間は、どうやって時間をつなぐか? など、考え準備することがたくさんありました。


花びら染めは、時間が経つと退色しやすいなど、簡単にできる分デリケートです。
しかし、「染める」という目的だけでなく、花びらを集め、手で揉んで汁を絞り、布を染める。
その過程自体をみんなと楽しみ共有したかったので、参加してくれる子どもたちには、花びらを集めてくるところからお願いしました。
張り切ってたくさんの花びらを集めてきてくれた女の子もいて、嬉しかったです。


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1/雨上がりの日に拾ったツツジの花
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2/近所の方にいただいたツツジの花。枝ごと切ってくれました。
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3/ビニール袋にギューっと詰めて冷凍保存。かなり小さくなりますよ。
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4/我が家の冷蔵庫は花びらだらけ…5/他の食材がどんどん外へ追い出されていきます。花びら専用冷凍庫が欲しいと思いました
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6/花びら染め開始!花びらを2重ネットに入れて縛る
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7/酢1:ぬるま湯2の中で花びらを揉む
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8/染色液の色を確認しながら足りなければ花びらを足す
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9/花びらの搾りかす。色が抜けている
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10/絞りの模様をつけて布を浸す。できれば1時間以上浸し、水洗いして干す。
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11/初めての花びら染めは色が薄かった。うーん、染まったと思っても、水で洗うと薄くなり、乾かすとさらに薄くなるんですね。ピンクのマスクなんて可愛いかな? と思ったけどイマイチでした。


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12/2回目からは、手もみは大変なのでミキサーを使うことに。花びらが簡単に撹拌されます。
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13/香りも色もフルーティなジュースのよう。
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14/イチゴのミルクセーキみたいでしょう? これをネットに入れて絞り染色液を作る
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15/100%ぶどうジュースくらい濃い染色液にするとよいことがわかった。
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16/↑左の写真から、数時間布を浸した布。水洗いしたもの。乾かした布。
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染色液につける時間が長いほど濃く染まる。また、濃い花びらの色の方が濃く染まる。
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和紙に染めるときは、水に強い和紙を使って。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 10:02 | 草木キッチン染め

布を染めるときの下準備

いざ「草木染めに挑戦!」と思っても、やはりそれなりの下準備は必要です。
布を染めるときに必要な下準備について、少しご説明しますね。



まず、染める布について。

「布が染まる」ということは、布の繊維の中に染料の色素がもぐりこみ、繊維のタンパク質と色素がしっかり結びつくことです。

繊維の表面に色素がくっついているだけだと、洗ったりこすったりしたときに、色素はすぐに落ちてしまいます。

シルク(絹)は、蚕(=生き物)でできており、動物性タンパク質がもともと含まれているので、染まりやすいのですが、コットン(綿)や麻は植物からできているので、そのままでは染まりません。

そこで牛乳や豆乳などタンパク質のものを布に染み込ませて、色素をくっつきやすくしてあげます。これを「タンパク処理」といい、牛乳や豆乳のことは「助剤」といいます。

手芸店では、「濃染剤」として売られているようです。

化学染料の場合は、ほとんどの布をそのまま染めることができます(新品の布は洗って糊を落とす必要がありますが)。



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1/手軽な助剤の牛乳と豆乳。酢は「花びら染め」のときに発色&色止めとして使う

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2/牛乳に布を浸ける。どの家庭の冷蔵庫にあると思うので最も身近だけど、布が乾いたときに匂いが気になるかも。牛乳を水で2倍に薄めてもいいらしいが、そのままの方がしっかりタンパク質が染み込み、よく染まる気がする。

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3/子ども教室で「花びら染め」をするにあたり、大量の布(さらし約15メートル)をタンパク処理することになった。豆乳を何リットルも買うのはお金がかかるので、自分で豆汁(ごじる)作りに挑戦! まず、大豆を一晩水に浸ける

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4/ミキサーで撹拌する

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5/次女もお手伝い。子どもってスイッチやボタンを押すのが好きですよね。「自分が動かしている!」という実感があるのかもしれない。
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6/大豆を絞るのは、思った以上の重労働。お豆腐屋さんは機械絞りなんだろうなぁ…
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7/作業をくり返す
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8/次女も微力ながら絞ってくれた(手を添えているだけのような気もするが…)
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9/搾かすのおからは捨てるのがもったいないので、夕飯のハンバーグに変身しましたよ!
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10/自家製豆乳に布を1時間ほど浸ける
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11/布を水ですすがず絞って干す。一昔前、布おむつがヒラヒラしているような風景でしょう? 話は少々飛びますが、最近、晒(さらし)から布おむつを作る人って少ないですよね。だからお店でもなかなか売っていない。探すのに苦労しました。
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12/タンパク処理した布の完成! たくさんつくっておけば、いつでも染めたいときに染められます!





さて、次は布のタンパク処理と同じくらい大切な「媒染剤」についてです。
煮て染める方法の場合、発色&色止め効果を出すために「媒染剤」を用意する必要があります。

※「花びら染め」の場合は必要ありません。


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今回は、漬け物等にも使う焼ミョウバンで媒染剤(アルミ媒染)を作ります。私はドラッグストアで買いました

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ミョウバン100gを湯400ccで溶かし冷めたら水1.5Lを入れて完成。半永久的に使えるそうなので、作りおきしておきます。



媒染剤によっては、色素と化学反応をおこして、同じ染料でも、全く違う色に染め上げることができます。

昔の家庭では、木やわらなどを燃やしてできた灰を水に入れて作った「灰汁(あく)」をよく使ったそうです。これは「アルカリ媒染」になります。

また、むかし結婚した女性が歯を黒くそめるために使った「お歯ぐろ」も、媒染剤として使われていました。鉄分の多い沼や田の泥水に染めた布を浸すのだそうです。

この「鉄媒染」は、バケツなどに錆びた鉄くぎ/湯/酢を入れてよく振り、2〜3日おいて使うそうです。


媒染剤によっては、劇物と呼ばれる薬品もあるので注意しなければなりませんが、やはり家庭で染めるなら、安全&安心なものがいいですよね。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 07:45 | 草木キッチン染め

紅茶染め

安いティーパックを使って、紅茶染めをしてみました。

玉ねぎ染めのときと同様、煮て染める方法です。

玉ねぎのときは、オニオンスープの香り。今回のキッチンは、紅茶の優雅な香りに包まれましたよ〜!


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1/布130gを染める場合、鍋に水2L:紅茶60gの割合で入れる
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2/沸騰して20分ほど煮出し染色液を作る
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3/布を入れ菜箸でよく混ぜながら20分ほど煮染め
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4/染色液が冷めるまで置いてからミョウバン媒染液に30分〜1時間浸ける
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5/媒染液をよく水洗いしてから再び紅茶の染色液で10分ほど煮る
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6/流水ですすいで干す
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7/優しい栗色に染まった
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8/次回は鉄媒染にして濃い茶色に染めてみたい


染色の世界に、徐々にはまってきています。

昔の家庭では、普通に行われていたんですよね。
化学染料を使えばいろいろな色が揃っていて、早く確実にしっかり染まりますが、身近で安全な材料を使えばお金もかかりませんし、お料理の延長という感じで気軽に染色を楽しめます。

古くなったお茶っ葉などを使ってもいいし、染められない草花はないというほど、植物にはそれぞれ様々な「色」を持っているといいます。

基本的にアースカラー(大地の色?)なので、地味な色に感じる場合も多いと思いますが、それが自然の色ですし、いろいろなものを染めていると、ハッとするような力強い色が出てくることもあって、毎回発見がたえないといいます。

媒染剤の種類によっても色はガラリと変わるので、今後も季節ごとに様々な植物を染めていきたいと思っています。


来年の春は、タンポポをたくさん摘んでタンポポ染めをしたいなぁ〜!!
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 06:39 | 草木キッチン染め

玉ねぎの皮染め

長女の通う幼稚園では、玉ねぎの皮でときどき染色をするようです。

牛乳パックをリサイクル回収するように、各家庭から玉ねぎの皮を集め、年長のお泊まり保育で使う三角巾などを染めるらしい。


我が家でも何人かに協力してもらいながら、半年くらいかけて玉ねぎの皮を集め染色してみました。
参考書には、染める布と同量の皮が必要とありますが、布100gに対して玉ねぎの皮100gというと、軽いので相当な量になります。

山盛りの鰹節のような玉ねぎの皮。。。せっかくコツコツ集めたのに、全て使うのはもったいないいけど、失敗したら悲しいので奮発しましたよ〜!

方法をご紹介しますね。



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1/牛乳でタンパク処理した布。これから染めます!
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2/着古した洋服はどんな色に染まるかな?
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3/娘たちのままごと道具から失敬して豆をいただく
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4/小豆、黒豆、大豆等いろいろな豆で模様を作ってみよう!
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5/子どもの赤ちゃんガーゼに豆絞り模様をつくる
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6/割り箸を使って棒絞りにも挑戦!
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7/半年かけて集めた玉ねぎの皮
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8/染める布と同量の玉ねぎの皮をひたひたの水で20分ほど煮て染色液を作る
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9/染色液をザルにあける。オニオンスープのような香りが漂う
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10/布を上下にひっくり返しながら15分ほど煮て、そのまま冷めるまで置く
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11/水2〜3Lにミョウバンの媒染剤110cc(布と同量)を入れる
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12/布を軽く水洗いし媒染液に1時間弱、上下ひっくり返しながら浸ける
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13/軽く水洗いして、再び染色液へ戻し15分煮染めする
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14/輪ゴムなどを外しながら流水で洗う
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15/よく絞り日陰で風通しのよい場所で干す
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16/美しい玉ねぎ色に染まったよ!
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17/洋服は2度目の煮染めが必要ないほど濃くそまった
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18/医療用の透けるガーゼも染めてみた
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19/2回目の染色液でも目の覚めるような黄色に染まる
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20/もったいないので、残った染色液で和紙にも染めてみた
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21/薄い黄色にしか染まらなかったので墨で模様をつけてみる。娘が折り染めに夢中になって、繰り返し染めていた。


玉ねぎは少量でもしっかり染まりやすいので、布と同量でなくてもいいということが分かりました。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-31 06:18 | 草木キッチン染め

リトル・ママ東京の取材を受けました!!

4月3日に開催した春休み臨時教室で、ママと子どもの明日を応援する「リトル・ママー東京版ー」の取材を受けました。

その情報がホームページにアップされたので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

リトル・ママ東京→http://tokyo.l-ma.jp/tokyo/hiroba/circle200904/10_06/

※トップページからは「最新の取材記事」の中にある「サークル情報」の多摩(23区外)をクリックしていただき、「手作り・アート」のコーナーに入っていますす。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-11 12:44 | 日記

5月子ども絵画造形教室「花びら染め」

5月の教室は「花びら染め」をします。
今あちこちで咲いているツツジの花びらで、布や和紙を染めちゃいましょう!
 
また、赤い花びらの絞り汁を使って、あっと驚く不思議なマジックもしますよ〜!! 
我が家では、私も子どもも大興奮でした。必見です!

今の季節にしかできない花びら染め、ぜひ体験しにいらしてください。
玉ねぎや紅茶で染めた布なども飾ってお待ちしております。

★日時
5/17(日)10:00から(あと若干名)
      11:15から

5/21(木)14:30から
      15:40から
※今回は幼児クラス、小学生クラス共に同じ内容なので、どちらに参加していただいても大丈夫です。

★参加費/1人600円

★持物/プリンなどの透明プラスチックケース(カップ型)1、2個。汚れてもいい服装。

★お願い/参加される方は、ツツジの花(退色していなければ少し枯れて落ちているものでOK)を沢山集めて来てくださると助かります(今、必死で集めていますが足りないかもしれないので)。ビニール袋にぎゅうぎゅう詰めて、冷凍庫で保存しておけば保ちます。

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↑↓ツツジの花びらで染めた布です。濃い色の花びらの方が濃く染まります。染め液に浸ける時間や、布の種類によっても色は変わります。
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↑和紙にも染めてみました。こちらはすぐに染まります。
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↑↓ツツジの花は砂や土で汚れている場合は軽く水で洗い、ビニール袋にぎゅうぎゅう詰めて冷凍庫で保存しておきます。幼稚園や学校帰りにでも、沢山集めて持ってきていただけると助かります。
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by atelier-kotokoto | 2009-05-11 12:35 | こどもアトリエ