長女の通う幼稚園では、玉ねぎの皮でときどき染色をするようです。
牛乳パックをリサイクル回収するように、各家庭から玉ねぎの皮を集め、年長のお泊まり保育で使う三角巾などを染めるらしい。
我が家でも何人かに協力してもらいながら、半年くらいかけて玉ねぎの皮を集め染色してみました。
参考書には、染める布と同量の皮が必要とありますが、布100gに対して玉ねぎの皮100gというと、軽いので相当な量になります。
山盛りの鰹節のような玉ねぎの皮。。。せっかくコツコツ集めたのに、全て使うのはもったいないいけど、失敗したら悲しいので奮発しましたよ〜!
方法をご紹介しますね。
1/牛乳でタンパク処理した布。これから染めます!
2/着古した洋服はどんな色に染まるかな?
3/娘たちのままごと道具から失敬して豆をいただく
4/小豆、黒豆、大豆等いろいろな豆で模様を作ってみよう!
5/子どもの赤ちゃんガーゼに豆絞り模様をつくる
6/割り箸を使って棒絞りにも挑戦!
7/半年かけて集めた玉ねぎの皮
8/染める布と同量の玉ねぎの皮をひたひたの水で20分ほど煮て染色液を作る
9/染色液をザルにあける。オニオンスープのような香りが漂う
10/布を上下にひっくり返しながら15分ほど煮て、そのまま冷めるまで置く
11/水2〜3Lにミョウバンの媒染剤110cc(布と同量)を入れる
12/布を軽く水洗いし媒染液に1時間弱、上下ひっくり返しながら浸ける
13/軽く水洗いして、再び染色液へ戻し15分煮染めする
14/輪ゴムなどを外しながら流水で洗う
15/よく絞り日陰で風通しのよい場所で干す
16/美しい玉ねぎ色に染まったよ!
17/洋服は2度目の煮染めが必要ないほど濃くそまった
18/医療用の透けるガーゼも染めてみた
19/2回目の染色液でも目の覚めるような黄色に染まる
20/もったいないので、残った染色液で和紙にも染めてみた
21/薄い黄色にしか染まらなかったので墨で模様をつけてみる。娘が折り染めに夢中になって、繰り返し染めていた。
玉ねぎは少量でもしっかり染まりやすいので、布と同量でなくてもいいということが分かりました。