台所にある身近な素材で、前回は紅茶染めをしました。
紅茶染色は、賞味期限の切れたものや安い紅茶でいいので、材料費はあまりかかりませんでしたが、今回は紅茶よりもっとエコな素材、コーヒーで染色をすることに。
なぜコーヒーがエコかといえば、コーヒーを抽出した後の”かす”でいいからです。
インスタントコーヒーを使うこともできますが、少々もったいないですよね。
我が家は毎朝コーヒーを入れているので、1週間分くらいのコーヒーかすを冷凍保存しておきました。
コーヒーかすの量は、染める布の2倍くらい。コーヒーかすを乾燥させた場合は布と同量以下でも大丈夫です。ただし、コーヒーの種類や焙煎によっても、煮出したときのコーヒー液の濃さは変わるので、目安です。
これ↑がコーヒー染めした布です。落ち着いた色です。
毎朝、3〜4杯分のコーヒーをいれているので、すぐに冷凍庫が一杯になりました。
凍ったコーヒーかすを鍋に入れたところ。一度には入らなかったので、2度にわけて煮出しました。
コーヒーかすとはいえ、20分程煮ていると、クラクラするくらいコーヒーの濃い香りがしてきます。
ザルに布(キッチンペーパーを重ねたものでもOK)をおいて、煮出した液をこします。
染色用のコーヒー液の完成! かすが多少の残っても最後に水洗いするので大丈夫です。
媒染剤は、ミョウバンを使用しました。優しいベージュ色になりましたが、紅茶染めの方が濃い色でした。やはり”かす”だからかな?
↑手前のガーゼは比較的濃く染まりました。
↑写真左が紅茶染め、右がコーヒーのかす染め。比較してみました。